「外郎売」って、何ですか?
という質問をいただくとこがあります。
そうですよね!
なんだろう??
と、思いますよね。
「ういろううり」と読みます^^
本来は、
歌舞伎十八番の一つで
「ういろう」という薬を売るための口上です。
現在は
多くのアナウンサー学校や俳優・声優の養成所などで
発声や滑舌などの教材として使われていますね。
しかし、
一般の方向けの話し方教室で
「外郎売」を使った滑舌練習というのは
私は、意味がないと思っています。
確かに、早口言葉がたくさん
出てくるんですよ(^^)/
でもね、
もともと、滑舌練習のためのものじゃないです。
これは、
売薬の効能や、それにまつわる由来を語るお話です。
感情やテンションの変化も必要で、
様々な語り口を必要とする
非常に難易度の高いものなんです。
そのため、
ほとんどの方が語れず、
ただただ、大きな声で繰り返しているだけ。
私も、やってきたので分かります。
しかも、歌舞伎ですから
「拙者、親方と申すは、お立会いの中にご存知のお方もござりましょうが・・・」
という文章です。
今の言葉ではないんです。
これを一般の方が練習して
日常や仕事に
役に立つでしょうか?
私なら、滑舌の改善には
その人が苦手とする行、
例えば
「さ行」が苦手なら、「さ行」の底上げからやります。
その方が
ただ「外郎売」を何度も練習するより、
はるかに効果的だからです。
「外郎売」は、
素晴らしい歌舞伎の演目であり、
プロの俳優を目指すならば
これを立派にできるのは、素晴らしいことです。
しかし、
一般の方向けの滑舌練習には向かない!
と、思います。
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